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ライターの捨て方!爆発危険!処分方法と中身ありの場合の解決策!

この記事は約6分で読めます。

コンビニでも100円ショップでも

気軽に買えてしまう使い捨てライター。


我が家の近くのスーパーなんて

79円で販売されていました。


そんな使い捨てライターですが

”何ゴミ”なのかわかりますか?


自治体によって異なりますが

私の住んでいる自治体では

燃えるゴミとして捨てることができます。


使い捨てライターを捨てる時は

ガス抜き”が必須です。


燃えるゴミでも燃えないゴミでも

特殊な回収方法でもガス抜きせずに

出してもいい自治体はほとんどありません。


でも私もそうだったのですが

身近に喫煙者がいなかったり

キャンプをする習慣がなかったりすると

ライターの付け方も分からないという事も

実際あります。


ガス抜きは
どのように行えば
いいのでしょうか?

この記事では

使い捨てライターのガス抜きの手順と

自治体によって異なる様々な処分方法

やってはいけないことについてみていきます。

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ライターの捨て方は自治体HPへ。使い切れない場合もガス抜きを!

使い捨てライターって

実は”火打ち石”と同じ仕組みで火がつくんです。


ヤスリの摩擦や金属同士がぶつかって起きる火花を

ライターの中のオイルに

引火させることで火がつきます。


ですので

オイルが残っている状態でゴミに出すと

割れて漏れ出たオイルに

他のゴミ同士の摩擦ででた火花が引火する

という可能性もあるのです。


使い捨てライターのガス抜きは必須ですね。


ここでは使い捨てライターの

ガス抜きの方法をみていきましょう。


小さなライターといえどもガスの力は強力です。


換気扇の
下でもダメ!


必ず屋外で作業をしましょう。

[使い捨てライターのガス抜き方法]

1.レバーを引いたまま固定する

ライターのレバーを引くと

摩擦が起きると同時に

オイルに空気が触れるようになります。


オイルはとても揮発性が高いものなので

こうして開けたままにしておくことで

簡単に抜けていってくれます。


レバーを固定する方法は

ガムテープが1番簡単で安定しやすいです。


輪ゴムなどでもできなくはありませんが

ちょっとした揺れなどでゴムがずれると

外れて飛んでしまうこともあるので注意が必要です。



2.そのまま屋外に放置

レバーを引いてついた火は

フッと息で吹いて消してください。


火がついていなくてもガスは抜けていきます。


火がついていると

ベランダの荷物や飛んできたゴミなどに

引火する可能性もあり危険ですからね。


風でライターが飛ばされていくこともあるので

できれば

ガムテープでベランダの床に固定しておくなど

工夫しておくといいですよ。


残っている量や元々の構造によって

多少変わってきますが

大体1時間もあればガスが抜け切るはずです。


水などと比べると断然早いですよね。


しかも100円ライターは

半透明のプラスチックでできているものが多いので

抜け切ったかどうかも確認しやすくて便利です。



3.もう一度着火確認する

ライターは着火する位置まで

オイルを芯に吸わせて移動させています。


なので

完全に空になったように見えても

芯にはまだオイルが

含まれていることがあるのです。


ガムテープを外してもう一度レバーを引くと

少しだけ火が出るかもしれません。


でも

芯に残っているくらいなら

手で数秒押さえておくだけで使い切れるはずです。


何回かカチカチレバーを引いて

つかなくなったら

完全にガスが抜け切ったと言っていいでしょう。


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我が街のライターの捨て方は?水につけるって書いてあるのはなぜ?

ここまでのガス抜きは

安全のためにどの自治体でも

必ず行わなくてはいけません。


ほとんどの自治体では

ガス抜きさえすれば

あとは袋に入れて捨てるだけで大丈夫です。


ライターだけの

特殊な回収日を指定していることもありますが

ライターのような一般的なものは

必ずと言っていいほど

ゴミのお知らせの中に書いてあります。


最近では

AIによる自動応答システムで

「ライター」と入力するだけで

何ゴミなのかを答えてくれるサービスを

置いている自治体もあります。


まずは
自治体のホームページを確認してみましょう。


基本的には

既存のゴミ袋で回収してくれる使い捨てライターですが

中には使い切るだけではダメな自治体もあります。


ここではそんな

気をつけなければいけない事例を挙げていきます。


お住まいの自治体のホームページに

そんな文言が書いていないか

チェックしてみてくださいね。



[注意しなければいけない
ライターの捨て方]

・水に浸す

上のようなガス抜きをしたライターを

更に水に浸してから捨てるように言われる

自治体もあります。


水に浸すことで芯が水で満たされ

火花が散っても発火しなくなります。


ここまで指示されている自治体は少ないですが

心配な場合は念のためやっておいてもいいですね。


・壊れたライターを捨てる

100円のライターを捨てる理由としてよくあるのが

壊れてレバーが動かなくなることです。


中にまだオイルが見えているのにレバーが引けず

着火もガス抜きもできなくなってしまうと

困りますよね。


このような事態を想定して書かれている

自治体のホームページはなかなかありません。


お住まいの自治体で

どのように対応してもらえるかは

電話などで直接確認するしかないようです。


ですが

中には以下のような方法を紹介している自治体も

ありますので参考にしてみてください。


※水で濡らしたタオルに包んで
ハンマーで叩いて壊す


福島県相馬市での対応方法です。

まず

そのままの状態でライターを叩き壊すのは

非常に危険なのでやめてください。


プラスチックでも

砕けたもの同士が摩擦を起こして

火花が出ることがあります。

しっかりと水に囲われた状態で壊せば

火花が引火する危険性も少なくなります。


オイルが染み込んだタオルを捨てる場合は

燃えるゴミとして捨ててください。


※回収ボックスに入れる

静岡県富士宮市、鳥取県八頭市など一部の地域では

ガス抜きができなかったライターも

回収拠点まで持ち込めば

そのまま処分できるところもあります。


ライター専用の回収ボックスがあるかどうか

一度

お住まいの自治体のホームページを

確認してみてください。


・分解して捨てる

きちんとガス抜きができたライターでも

分解してプラスチックと金属に分けて

回収する自治体もあります。


先程の静岡県富士宮市でも

完全にガス抜きできたライターは

分解して捨てることを推奨されています。


こうした自治体では

安全なライターの分解方法を

写真や動画で詳しく解説しています。


より環境に優しく捨てたい場合は

他の地域にお住まいの方でも

やってみてもいいかもしれませんね。


ペンチ1本で分解できるので

参考にしてみてくださいね。

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安全な捨て方をマスターしましょう。

なんとなく
そのまま捨てたら危険なことは分かっていても

身近すぎて考えたこともなかった

という方も多いのではないでしょうか。


でも

身近であるからこそ

きちんとした処分方法が決められています。


自分の地域はもちろん

旅行先の地域でも

その地域の処分方法に従うようにしましょう。


間違った処分方法は

ゴミ収集車やゴミステーション

何よりそこで働く方を危険に晒してしまいます。


安全な捨て方をマスターしましょう。

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