スポンサーリンク

咳がずっと止まらないから夜眠れない!何科を受診すれば対処してくれる?

この記事は約5分で読めます。

こんにちは、
今回は夜もずっと止まらない…

きっつい咳についてお役に立てれば本望です。

適度な運動、バランスの摂れた食生活、十分な睡眠。

毎日元気で過ごすための3大鉄則ですよね。

でもどれだけ気を付けていたとしても、

突然の体調不良は誰にでも起こり得るもの。

皆さん一度は咳が止まらなくて

死にそうな思いをした経験が

あるのではないでしょうか?

「これじゃあ、いい加減休めない!

病院に駆け込もう!」

ただの咳ではないこのひどい咳X_X

あなたはそんな時、何科を受診しますか?


スポンサーリンク

どうして咳が出るの?

“咳”とは、”咳嗽(がいそう)”とも呼ばれる、

生体防御反応の一種です。

外側から侵入してきた異物に対して、

体内に危険なものを入れるまい!と、

体が自然に反応してくれているのですね。

口・鼻からウイルスや埃、


煙などが侵入してくると、

喉や気管にある防御センサーが察知。

咳中枢に指令を送ることで、


反射的に”咳”が出るようになっています。

「咳が続くと夜も眠れない・・・


とりあえず咳止め薬でも飲むか。」

そんな風に、
とりあえず市販薬を使っている方も


多いのではないでしょうか?

たかが”咳”。

症状を封じ込めて原因は見て見ぬフリ。

それって実はとっても危険な行動なんですよ!

一言に”咳”と言っても、原因は本当に様々で、

思いもよらぬ大病である可能性も否定できません。


スポンサーリンク

咳の原因って?

咳は、症状が続く期間によって、


下記の3種類に分類されます。

① 急性の咳:3週間未満

② 遷延(せんえん)性*の咳:3~8週間未満 
  * 症状がなかなか治らず、しつこく続くこと

③ 慢性の咳:8週間以上

①の場合は、ウイルスや細菌が原因の風邪、


インフルエンザ、急性気管支炎、

副鼻腔炎などが原因で起こるため、

服薬と安静にすることで症状が治まってくるものです。

咳に加えて、痰を伴うことが多く、


これは異物を外に出そうと、

気管支の分泌物が増えて塊となることで発生します。

しかし②や③になってくると、


ウイルスや細菌が原因ではない可能性が高まってきます。

咳喘息やアトピー性喘息の可能性、


肺炎や肺結核、肺がんまでもが、

原因として疑われるようになってくるため、


きちんとした検査が必要です。

喫煙される方で長引く咳が気になる場合は、


治療法が最もシンプル(=喫煙)ですが、

喫煙もなく、咳が長引く際は、


ぜひ一度病院で検査してみてはいかがでしょうか?

ただ①であったとしても、


放っておくことで


肺炎に発展する危険性もありますので、

なるべく早くに病院で診てもらう方が、

結果的に体にもお財布にも優しい選択だと言えます。


スポンサーリンク

何科を受診すればいいの?

● 急性の咳の場合:

まずは「内科」を受診されることをおすすめします。

通常の急性の咳であれば、


大半は内科で診断することができるためです。

ご参考として、このような症状であれば、


一度「内科」を受診してみてください。

 - 咳がひどくて眠れない

 - 息吸って吐くときに、喘鳴(ヒューヒューとした音)がする

 - 咳の方が、喉の痛みや鼻水などの他の症状よりもつらい

 - 風邪を引いて、咳だけが残ってしまった


もう1つ、受診先として挙げられるのは、


耳鼻科」です。

こちらは、以下のような症状に当てはまる方は、


受診を検討してみてください。

 - 咳よりも、声枯れや喉の痛みの方がつらい

 - 鼻水や鼻づまりに加え、頬骨や目の奥が痛い

 - 靴を履くときなど、頭を下にしてかがむと顔の中心が痛い

 - のどが痛すぎて、水も食べ物も飲み込めない

 - 内科を受診したが、症状が良くならない or 治りきらない

基本的には「内科」も「耳鼻科」も、


気道を診察してくれるのですが、

 - 内科: 喉から下(=喉・気管・気管支)

 - 耳鼻科: 喉から上(=喉・鼻)

が、それぞれの担当分野であることを覚えておくと、


今後の受診の参考になるかもしれません。


● 3週間以上続く咳の場合:

これだけ長期に咳が続く場合は、

「内科」または「呼吸器内科」を


受診することがおすすめです。

ここまでくると、


ウイルスや細菌が原因である可能性は


低くなってきますので、

胸部のレントゲンを含めた検査と診察が必要です。

その他、診断が難しい部分ではありますが、

現代のストレス社会に影響された


「心因性の咳」というのも増えています。

従来は子どもに多い病気でしたが、


現在は大人にも見られるようになってきました。

この場合は、

肺がんや結核など、


重度な呼吸器系の病気ではないことを確認した上で、

お薬を使った治療と心のケアを行っていくことが大切です。


スポンサーリンク

まとめ

一言に”咳”と言っても、


期間によって分類があるなんて、ご存知でしたか?

とりあえず市販薬を飲んでおこう、


近くの病院に駆け込めばいい、

そんな安易な発想では、後々大事に至る可能性があることを、

どれだけの方が意識しているでしょうか?

“咳”が出たら、まずは「内科」を受診すること。

それでも治らないときは「耳鼻科」や


「呼吸器内科」にぜひ一度相談してみてください。

何もなければ、それで一安心!

思いっきり日常生活を


楽しむことができるじゃないですか。

脅すつもりはありませんが、


健康な体は当たり前ではありません。

楽しいことも、苦しいことも、


健康な体があるから、体験することができるのです。

自分のためだけではなく、


近くで支えてくれる家族や友だちのためにも、

自分を大切に、手厚くケアしてあげてくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました