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口内炎が痛すぎる!ボルタレン持ってるけど飲んでもOK?

この記事は約5分で読めます。

口内炎ができて痛い!

飲んでも食べても痛いし。

歯磨きも痛くて十分できない。

美味しいものが食べられない。

一日に何度も行う食事や歯磨き。

そのたびに口内炎が痛いとつらいですね。


どうしても痛い。

手元に痛み止めあるし飲んでみようかな。

と、痛み止めを飲んでみたくなりますね。

でもちょっと待ってください。

痛み止めは市販もされており

「痛いから飲んでおこう」

と気軽に飲んでしまいがちです。

しかし、そんなお手軽な痛み止めの副作用
口内炎」があるのを知っていますか?


痛みを取りたくて飲んだ薬で、
治したい症状を治すどころか悪化させてしまう。


そんなことのならないように痛み止めと口内炎の関係についてまとめてみました。


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痛み止めで口内炎ができることがある!ボルタレンも望まない効果有!


痛み止めにはボルタレンやロキソニン、

カロナールなどいろいろな種類があります。


困ったときの救世主ですね。


これらの薬は

非ステロイド抗炎症薬
=ステロイドではない炎症を抑える薬

という薬になります。


病院では「解熱鎮痛剤」として処方されます。


作用としては

・痛みを抑える作用:鎮痛作用

・熱を下げる作用:解熱作用

・炎症を抑える:抗炎症作用

ということになります。


口内炎って

炎って書くくらいですので、

口の中で炎症が起きている状態。


じゃあ、

痛み止めって

痛みも取れて
炎症も抑えるんだし

ちょうどいい!

って思いますよね。


でも、

そんな痛み止めも薬です。


望まない効果
副作用
があります。

原因が何であれ、

起きている炎症を抑え、痛みをとるのが鎮痛解熱剤の役割です。


しかし、そんな鎮痛解熱剤のせいで口内炎ができてしまうとは…。


本末転倒ですね。

飲み薬だし、飲んだ後胃が痛くなったりするのは知っているけど…

という方は多いかもしれません。


飲み薬で、

しかも病院から処方された
ボルタレンなどの薬で口内炎ができる
って不思議ですよね。



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口内炎でボルタリンはNG!市販薬でも処方薬でも全身に影響します。

そもそも飲み薬はどうやって効くのか。

飲んだ薬はまず食道を通って胃へ行きます。


そこで空腹(胃に食べ物が入っていない状態)の時は

胃にダイレクトに薬が接してしまいます。


その際に薬が影響し、

ひどい場合には胃潰瘍などの症状が出ます。


食後というのは胃を守るためでもあります。


ほかにも内服薬を飲むタイミングが食後というのは

単純に飲み忘れ防止の意味もあります。

「食後だと忘れにくい」

ということです。


また、食後は胃腸に血液が集中し消化吸収しやすいというメリットもあります。


(糖尿病薬・骨粗しょう症などの薬によっては、

食直前、起床時など細かい指示があるものもあります)


消化吸収しやすいというのは、

胃腸に薬がとどまる時間が少なくてよいため、

胃腸に与える影響が少なくて済むといいうことです。


胃腸で消化された薬の成分は、
腸で吸収され、
肝臓へ運ばれます。


そこから血液の中に入ります。


血液に乗って運ばれる。


そうです。

血液は全身どこへでも流れていますね。


血液が運ぶもものなので、

全身どこに効果が出てもおかしくないのです。


市販されているような薬でも、

容量用法、目的を誤るとかえって状況が悪くなることがあります。


痛みや炎症をとりたいから飲んだボルタレンで、

直接口の中にとどめたわけでもないのに、

口内炎が治るどころか悪化するのも

わかっていただけたかと思います。


手元にボルタレンやロキソニンなどの解熱鎮痛剤を持っている方も多いと思いますが、

口内炎に使用するのは控えたほうがいいかもしれませんね。


口内炎については、

塗り薬・貼り薬など

口内炎用の薬も市販されていますので使用を検討してはどうでしょう。


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まとめ

口内炎は痛みがあるため、

飲食・歯磨きなど

普段の生活でも困ったことが出てきますよね。


早く治したいと思って
手持ちのボルタレンなどの鎮痛剤を使用するのは
口内炎の悪化を招くかもしれません。


病院で処方された場合でも、

市販されているものでも、

用量・用法を守って使用しましょう。


口内炎だけでなく、

重篤な副作用が現れるかもしれません。


特に解熱鎮痛剤は、

痛い
熱がある

などきつい症状に対して

気軽に使用してしまいがちです。


しかし、

解熱鎮痛剤は

・痛みの原因である何らかの状態
・熱が出ている体の何らかの異常

に対してその状態を治療してくれる薬ではありません。


あくまで

その時の痛みをとる
その時の熱を下げる

だけです。


原因となる状態が治らない限り、

解熱鎮痛剤の効果が切れると

また痛みや熱が出てしまいます。


『骨折した痛みを

解熱鎮痛剤で抑えても

骨折した骨が治ることはない』

というとわかりやすいかもしれませんね。


子供さんがいらっしゃったり、
仕事で休むわけにはいかない。

私もフルタイム勤務で子供がたくさんいるので

熱が出たり、頭痛がしたり、どこかが痛い時には

ボルタレンやロキソニンなどの解熱鎮痛剤を飲んで
ごまかしてしまうことも結構あります。



でも、

「症状を抑えているだけ」

であることは承知の上で使用し、

熱や痛みが長引くときには病院へ行くようにしています。


口内炎に限らず、

解熱鎮痛剤の使用は慎重にしましょう。

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