
今回は
便秘の赤ちゃんに綿棒浣腸をする方法や注意点!
どの位の頻度?癖になるの?
浣腸をしても出ない場合は?
についてご紹介します。
赤ちゃんの便が出ないと心配になりますが、
ほとんどのお母さんが経験してきた悩みです。
赤ちゃんは腹圧(お腹の力)が弱いため、便秘になりやすいのです。
便秘だと言う判断は少し難しく赤ちゃんそれぞれ特性があるので、
あなたの赤ちゃんの状態をよく観察して判断しましょう。
もし
赤ちゃんのおなかが張って苦しそうだったり、
便をしようと踏ん張っても出なくて機嫌が悪いという時は、
綿棒を使って浣腸をしてみてあげてください。
自宅で簡単にでき、即効性があるのでオススメですよ。
まず準備する物です。
綿棒浣腸の準備

〇潤滑剤・・・(ベビーワセリン、ベビーオイル、オリーブオイル、馬油等)
〇大人用の綿棒
※赤ちゃん用の綿棒は、細すぎて刺激を与えにくいのと硬いので
赤ちゃんの肛門や腸の粘膜を傷つけてしまう恐れがありますので
使用は避けて下さい。
〇防水シーツや新聞紙やレジャーシート(赤ちゃんの下に敷きます)
これだけです。
綿棒浣腸のやり方

①防水シーツや新聞紙やレジャーシート等を敷きその上に赤ちゃんを仰向けに寝かせます。
②大人用の綿棒を少しほぐし、潤滑油を綿棒にたっぷりと塗ります。
③赤ちゃんの両脚を広げて持ちあげます。
※利き手でない方の片手で両脚を支え、利き手は綿棒を持ちます。
④肛門へ挿入
赤ちゃんの肛門に2〜3cmほどゆっくりと押し入れます。
綿棒を左右に円を描くように、くるくるとマッサージします。
1秒に1回転くらいを1分程度がよいでしょう。
さらに出したり入れたりを繰り返し、腸を刺激してあげます。
挿入した状態で1~2分放置すると、より効果的に排便を促すことも出来ます。
始めはなかなか入って行かないので、出しては入れ、
出しては入れを数回繰り返します。
ある程度力を入れないと入って行かないので
思い切ってやってあげましょう。
しばらくすると便がどばっと出てきます。
浣腸をした途端、急にうんちがどばっと出ることもあるので、
心の準備をしておいて下さいね。
赤ちゃんの下に
①で敷いた防水シーツや新聞紙、レジャーシートがあれば慌てずに済みますよね。
刺激した後、
綿棒を引き抜いて指の腹で肛門を押さえて再度刺激します。
まれに綿棒浣腸をしても排便できない赤ちゃんもいます。
そんな時は、
※お腹もマッサージしてあげましょう。
下腹部あたりを下方向にぐっと押してあげると効果的です。
綿棒浣腸をするベストなタイミング

食事による腸の働きが活発になっている時間なので、
赤ちゃんの授乳や食事の30分後くらいがベストです。
赤ちゃんのベストなタイミングをよく考慮して、効果的に行うのがよいでしょう。
次に綿棒浣腸の頻度ですが、赤ちゃんの肛門に、
綿棒を入れるなんて、怖くてできない!
というお母さんもいますよね。
実は私もやる前まではそうでした。
しかし、
そこまで深く入れるわけでもなく、
意外と無理なく入れる事ができるので心配はないですよ。
けれど、
便秘の赤ちゃんに綿棒浣腸すると
クセになって自分の力では便が出来なくなるんじゃないの?
と心配されてるお母さんも少なくないんですよね。
しかし、綿棒浣腸はクセになりません。
まっ確かに
赤ちゃんが自分の力で毎日便をしてくれたらそれがベストなんですが…、
以下は医療関係に勤める方々の意見です。
是非参考にしてください。
●綿棒浣腸は毎日やっても何ら問題ありません。
「毎日同じタイミングでしていると、
徐々に赤ちゃんが自分でタイミングをつかめてくる事もあります。」
●綿棒浣腸は癖にはなりません。
「3日以上、排便がなければ行ってもよいでしょう。
ただし、肛門を傷つけないように、
潤滑油をたっぷり塗ってから行ってください。」
●一般的には2~3日便が出なくても、
お子さんが元気にしていれば心配ありません。
「目安として、1週間以上排便がない、お腹が張って苦しそう、
食欲がない、常に機嫌が悪い
というような状態のときは便を出してあげましょう。」
まとめ

という事で
赤ちゃんの便秘には綿棒浣腸がお勧めで、
その頻度はどれくらい?なのかご紹介いたしました。
とにかく子育ては一人でやるものではありません。
良きパートナーと相談しつつ子育てライフを楽しみましょう(^^)