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ぎっくり腰が左側だけ出た?!左右差がある原因解明!無意識の歪み改善!?

この記事は約8分で読めます。

ぎっくり腰と言えば

ぴきぃっ!

という突然の激痛で動けなくなってしまう

なんとも怖い症状ですよね。


ぎっくり腰は

正式名称を「急性腰痛症」といいます。


使いすぎて疲れが溜まっている

または

日頃使っていない凝り固まった筋肉を

急に動かしたことなどが原因です。


このぎっくり腰、突然の激痛で

最初は気づかないこともありますが

実は痛みに

左右差があることがあるのです。


特に

腰の左側だけが痛い”という症状を

よく見かけます。


手足とは違い

ひとまとまりになっている腰に

痛みの左右差が出るのは

なぜなのでしょうか?


この記事では

左側だけぎっくり腰になる理由と

痛みを取り、再発を防ぐ

ポイントについてみていきます。

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ぎっくり腰が左側だけ痛いのは体の歪み。真っ直ぐのつもりが実は歪んでます。

ぎっくり腰は

腰の筋肉に炎症が起きることで

痛みが発生します。


簡単に言うと

腰の筋肉が怪我をした状態です。


腰周りには背中側だけ見ても

広背筋(こうはいきん)

下後鋸筋(かこうきょきん)

外腹斜筋(がいふくしゃきん)

大殿筋(だいでんきん)

など、
いくつもの筋肉があります。


そして、
それぞれの筋肉は背骨を中心に

左右1つずつに分かれています。


どちらかだけが傷つく

または

傷の付き方に左右差があることによって

ぎっくり腰の痛みにも左右差が

生まれるのです。


ぎっくり腰の原因は

日頃の腰の使い方にあります。


ここでは

何気ない動作が

痛みの左右差の原因になる例を

みていきましょう。


[左側だけ痛い
ぎっくり腰が起こる例]


1.マウスを使うことが多い

デスクワークの
お仕事の方でよくあるのが

マウスが原因の体の歪みです。


右利きの方はほとんどの場合

パソコンのマウスは右手で

操作しますよね?


マウスはキーボードと比べて

腕全体を大きく動かします。


すると

あまり動かさない左側に

体の軸を移動させてしまいます。


画面の正面に
真っ直ぐ座っているつもりでも

マウスを操作していると

自然と体が左に傾いてしまうのです。


デスクワークは

その傾いた姿勢が1日中続きます。


左側だけに溜まった疲れが

ぎっくり腰となって現れるのです。



2.車の運転が長い

タクシーやトラックなど

車を運転するお仕事の方にも

左側だけのぎっくり腰が起きやすいです。


日本の多くの車は右ハンドルですよね?


右ハンドルの車は

シフトレバーを操作する時は

左手を下に下ろします。


シフトレバーを操作しない時でも

左手はシフトレバーに置いたままだったり

肘掛がある場合はそこに置いたまま

右手だけで
ハンドルを操作したりしてしまいがちです。


また

オートマ車の場合は

右足だけを使って

アクセルとブレーキを操作します。


右足は常に

浮かせているような状態なので

自然と左足に重心をとってしまうのです。


こうした理由で

体の左側だけに負荷がかかっていることが

ぎっくり腰が左側にだけ

起こることがあります。


3.左側の内臓に疾患がある

ぎっくり腰は筋肉の怪我ですが

内蔵の疾患も

間接的にぎっくり腰の

原因となることがあります。


お腹や胃に痛みがあるとき

自然と痛い所に力が入ったり

そこを庇うように反対側を大きく

動かしたりしませんか?


力が入るということは

筋肉に負荷がかかるという事です。


力が入る期間が長ければ

それだけ筋肉への負荷も

長い期間かかります。


また

それぞれの内臓は

筋膜”というもので覆われています。


筋膜は全身に繋がっており

腰にも胸腰筋膜(きょうようきんまく)という

筋膜があります。


疾患のある内臓の周りの筋膜から

傷みが回って

ぎっくり腰のような症状が出るのです。


こうした場合は

筋肉の怪我だけでなく

内臓の疾患も合わせて

じっくりと治していく必要があります。

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ぎっくり腰は動きながら治す!左側を上にした寝方がおすすめ。

ぎっくり腰の治し方の基本は

痛みを取り除きながら日常生活を続ける

ということです。


最初の衝撃こそ凄まじいものですが

あまり長い安静は

かえって治りを遅くしてしまいます。


筋肉は

使っていないとどんどん衰えていきます。


日常生活を送ることが

適度な運動になるのです。


最初の痛みは

整形外科で治療したり

お薬を貰ったりして抑えながら

なるべく早く日常生活に戻りましょう。


とはいえ

痛みに左右差があると

どうしても痛い方に力が入り

傾いた姿勢が続いてしまいます。


ここでは

姿勢の傾きを直して

腰への負荷を減らす方法について

みていきます。


[痛い方の腰の労り方]

1.急性の痛みは冷やす

痛みが出たばかりのぎっくり腰は

冷やすのが基本です。


温めて血行が良くなりすぎると

再び傷から出血するように

ぎっくり腰のような炎症も

温めるとかえって

悪化することがあるからです。


冷やしすぎて
血流が悪くなりすぎるのも

傷ついた筋肉が自分で再生していくのを

妨げることになります。


冷やすのはあくまで

痛みが収まり

眠れるくらいまでにしましょう。


また

ぎっくり腰が治ったあとは

逆にお風呂などで

温めながらのマッサージが

ぎっくり腰の再発予防には効果的です。


血流がよく

しなやかでハリのある筋肉を

保つようにしましょう。


2.痛む方を上にして寝る

痛みがある部分を下にして寝ると

その部分を

圧迫し続けることになります。


左側だけがぎっくり腰になったのなら

右向きに横になり

左腰は上にするようにしましょう。


普段仰向けで寝ている人には

横向きでは違和感があるかもしれません。


でも

ぎっくり腰の痛みがある間は

横向きの方が

負荷がかかりにくくおすすめなんです。


ピンと真っ直ぐ伸びた背骨はS字にカーブし

腰の部分は布団から浮き上がった状態です。


そうした姿勢にぴったりフィットし

仰向けでも不可のない寝具も

あるかと思いますが

少しでも腰に張ったような感覚がある場合は

横向きの方が負荷がすくなくなります。


横向きに腰を丸め

痛む部分を上にして

少しでも腰にやさしい寝姿勢に

なるようにしましょう。


[正しい姿勢を保つ工夫]

1.可動域を大きくする

正しい姿勢を保つためには

ただピンとまっすぐ背筋を

伸ばすだけではいけません。


力を入れて作った姿勢では

そのうち力が抜けて

崩れてしまうからです。


無理をせず自然に

真っ直ぐな姿勢を作るためには

あえて”固定しない”ことも大切です。


デスクワークの場合

・立ったまま作業する

・バランスボールに座る

といった工夫をすることが出来ます。


人間の体は

関節が動くことで

思った通りの動きをすることが出来ます。


しかし座ったままだと

腰から上の少ない関節で

その動きを再現することになり

その関節への負荷が大きくなります。


立ったままデスクワークを行うと

腰だけにかかっていた負荷を

膝や足首でも受け止め

1箇所にかかる負荷は小さくなります。


全体に少しずつ負荷を分散させることで

ぎっくり腰を防ぐことができるのです。


立った姿勢で使えるデスクは

なかなかありませんが

椅子をバランスボールに

変えるだけでも効果はあります。


不安定な座面に座ることで

常に正しい重心を探す動きを促し

負荷の少ない姿勢で

居続けることができますよ。


同じような効果を生むものとして

1本足の椅子なども販売されています。


職場で取り入れやすいものを

選んでみてくださいね。


2.隙間を埋める

車の運転席には

なかなかアレンジを加えることは

出来ません。


でも

椅子を調節したり

背筋を伸ばすグッズを

使ったりすることは出来ます。


長時間の運転には

なるべく早く自分の力を使わずに

姿勢を保てるサポートが必要です。


ゆったり深く座れるように

座面の高さやシートの角度を

調節しましょう。


正しい姿勢は

背筋が緩くS字のカーブになります。


シートによっては

背中の部分の隙間が

空いてしまうこともありますよね。


そうした隙間を埋めるように

シートの背面に取り付ける

クッションやサポーターは

カー用品店などで販売されています。


メッシュ素材やカーボン製の

本格オフィスチェアのような物もあります。


カー用品店なら

自分の車で試させてもらえることも

ありますよ。


渋滞にハマっても姿勢をキープできる

あなたにピッタリのシートが

見つかるといいですね。

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ちょっとした違和感が大きな痛みに。

ぎっくり腰は

日常生活のちょっとした無理が溜まって

大きな痛みを引き起こします。


ちょっとした無理は

ちょっとした工夫で

解消することが出来ます。


今まで無視していた違和感に

少しだけ耳を傾けて

ぎっくり腰になりにくい体勢作りを

していきましょう。

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