
白髪を抜くと増えるというのは聞いた事がある方は多いと思います。
しかし、迷信のだと思っている方も多いかと思われますが…
実は根拠がきちんとあったのです。
頭皮を拡大してみると髪が毛穴から3本位、生えています。
そのうちの一本が白髪だったりします。
同じ毛穴から生えている根本部分にある毛球が白髪を抜く事によって,
毛球事態がダメージを受けます。
それによって周囲の毛穴も血流が悪くなり周囲の毛球にも悪影響を及ぼします。
そして、他の髪も白髪が出来やすい環境になってしまうのです。
白髪を抜くと以前は真っ直ぐだった傷付く事により毛穴が変形をしてしまいます。
すると次に生えてくる髪は曲がりくねった毛穴から生えてくる為、くせ毛として生えてきます。
その事により他の髪とは髪の性質とは違ってしまう為、どうしても目立ってしまうのです。
それにより増えたように感じてしまうという事もあります。
元気な髪を抜くのは表皮を傷付ける行為です。
表皮には基底細胞という表皮の元になる毛母細胞も作られています。
そのような表皮を傷付けてしまったら、
傷が治っても傷あとが残り健康な髪が生えなくなるのです。
沢山生えているのだから一本位はと思い抜いてしまいがちですが…
それは大きな間違いなのです。
白髪を抜くと増えるというのは嘘だった?

白髪を抜くと増えてきたという経験はありませんか?
ちまたでは白髪を抜くと増えるという事がささやかれています。
では、白髪を抜くと本当に増えるのでしょうか。
結論から述べると白髪を抜いても増える事はありません。
抜いても本数は変わらないのです。
実は白髪を抜くと増えたと感じる理由をいくつか解説をします。
・白髪を抜いた時期と増える時期が重なってしまった。
・目立っている白髪を抜いているうちに
白髪の数に追い付けなくなり白髪を抜いたら増えたと感じる
以上の事から増えたと勘違いをしてしまうのです。
ムダ毛を無理に引き抜くと毛穴の周辺や毛細血管が傷付き頭皮の炎症を起こす場合があります。
こうなった場合、
白髪の問題よりもっと深刻な事態に陥ってしまうので無理やり抜く事は止めましょう。
白髪は抜くより切ろう

白髪が増えると抜いてしまいがちですよね。
年齢と共に白髪が増えるのは仕方のない事です。
最近では若い年齢でも白髪で悩む方が増えてますね。
白髪は抜かない方が良いとか
白髪を抜くとハゲるという噂を耳にした事はありませんか。
逆に白髪を抜くと再び黒髪が生えるから抜いた方が良いという説もあります。
それではどちらが正しいのでしょうか。
結論から述べると白髪は抜いても増える事もなければ減る事もないのです。
前述でも述べたように同じ毛穴からは同じ本数、
または同じ色の髪しか生えてこないのです。
ですので白髪はカットする事が一番なのです。
それには理由があるのです。
白髪を抜いたからといって増える事はありませんが
同じ毛穴から生えてくるのはほとんどの場合は白髪なのです。
無理に抜くと毛根を傷付けてしまい次に生えてくる髪にとっては良くないのです。
一般的に毛穴からは2~3本の髪が生えています。
そのうちの一本だけが白髪というケースもあります。
無理に抜いてしまうと他の健康な髪まで傷を付けてしまうのです。
以上の事から白髪はカットした方が良いのです。
生えてしまったら思いきってカットをしましょう。
ですが、
沢山の髪から一本を目立たないようにカットをする事は非常に困難です。
カットをするコツがありますのでご紹介します。
他の髪を切らないように白髪だけん持ち上げます。
そしてハサミを根元まで滑らせていきます。
次にハサミを入れるというよりは刃を当てて力を入れるイメージで、
刃が上を向くように角度を調整していきます。
その後、根元から思いきってカットをします。
それが上手に出来ない場合は他にも方法があります。
白髪を抜く前に鏡を見ながら頭皮を揉みほぐします。
そして、白髪を発見したら軽く持ち上げ頭皮を浮かせます。
そして、根元を確認出来たら根元のギリギリの部分でカットをします。
余談ですが白髪になる根本的な原因であろう事がいくつかあります。
年齢的な要因でメラノサイトの活動が衰えてきます。
白髪の出る時期は遺伝的な要因もあります。
睡眠不足や過労やストレスによりメラノサイトに悪影響を及ぼします。
病気や栄養不足もメラノサイトを衰えさせます。
ですが、原因を見ても白髪を防ぐ根本的な方法は難しいのです。
睡眠を充分に取る事や
バランスの取れた食生活は誰にでも出来る事なので実践をしてみて下さい。
まとめ

白髪を抜くと増える根拠や逆に増えないという根拠はわかりましたが、
色々と説が混在していて何を信じたら良いのか解らなくなりますね。
ですが、抜かない方が良いという事実は解りましたね。
たった一本の髪でも他の髪に悪影響を及ぼしてしまうのですね。
数本しかない場合のカットのやり方も2パターンを紹介しましたが、
どちらかやりやすい方法で行ってみて下さい。
カットする事も日常化すれば慣れてきて一手間で簡単に行えるようになってきます。
私自身も健康な髪を保つ為に抜かずにカットをしようと思います。
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