![](https://www.tohokukk.jp/wp-content/uploads/2022/05/下痢-血便-一回だけ-150x150.jpg)
一回だけだったり
すぐに治った下痢を伴う血便は
食あたりなどの細菌感染が
原因かもしれません。
声に出して質問するのはもちろん
こうして文字を打って検索するのも
恥ずかしいかもしれませんが
きちんと治すには必ず病院にいきましょう。
病院に行っても、
スタッフはなんとも思っていません。
迷わず病院へ!!!!!!!
細菌は全て挙げることができないくらい
たくさんの種類があります。
細菌感染以外にも指定難病や癌など
重大な病気のサインであることもあります。
正確な判断は病院でしかできないのです。
下痢を伴う血便なら
”消化器内科””肛門外科”
という看板の病院で
みてもらうことができます。
この記事では
血便が出た時に考えられる病気と
どんな検査をする可能性があるのか
についてみていきます。
下痢を伴う血便が起こる原因とは?
![](https://www.tohokukk.jp/wp-content/uploads/2022/05/下痢-血便-一回だけ1-150x150.jpg)
血が混ざるということは
体の中のどこかで炎症を起こしていたり
亀裂があるということです。
血は出たばかりの新鮮で
混じり気がないほど
赤く鮮やかな色になります。
便や膿が混ざっていたり
奥の方で炎症が起きていたりすると
赤黒くドロドロしたものになります。
奥に行けば行くほど
検査はしづらいものになりますが
こうした色なども診察に重要な
情報になります。
カメラで撮ったものを見せるだけでも
初診には役に立つので
よく観察してから受診しましょう。
ここからは
下痢を伴う血便があった時に
考えられる病気を挙げていきます。
[食あたり]
サルモネラ菌やO-157など
細菌の付着した食べ物を食べたり
生肉などを触った手で
口や鼻を触ったりすることで起こります。
腸内で炎症が起きると
内壁が荒れて出血を起こすとがあり
血便となって出てくるのです。
下痢はもちろんですが
腹痛や発熱が起きることもあります。
こうした細菌が取り除かれれば
症状は落ち着きますが
一度炎症を起こした腸内は
すぐに元通りにはなりません。
自分の症状が治っても
体の中に菌が残っていると
周りの人に
感染させてしまう可能性もあります。
海外から帰国した後に発症したなら
日本国内にはない細菌を
広めてしまうかもしれません。
治療はお薬を飲むような
簡単なものであることが多いです。
周りに広めてしまう前に
早めに受診しましょう。
[潰瘍性大腸炎]
潰瘍性大腸炎とは
大腸の中の炎症が慢性的に
起きてしまう病気です。
症状が治ったり
またひどくなったりを繰り返します。
原因がはっきりしていない病気で
厚生労働省の指定難病に認定されており
難病医療費助成制度を使うことができます。
根本的治療方法がまだない病気で
症状をコントロールしながら
上手く付き合っていく方法を
探る治療が続きます。
他にも
下腹部の違和感、発熱、体重減少、貧血
などの症状を伴うことが多いです。
[大腸がん]
大腸がんは
初期ではほとんど自覚症状がありません。
下痢や血便といった症状が現れる頃には
がんが進行してしまっていることも多いのです。
でも
20代30代の若い頃は
下痢や血便が見られても
すぐに癌だとは思いませんよね?
こうした症状が出た場合に
早めに病院に行かなければいけないのは
そのためなのです。
大腸がんは検診で初期のうちに見つかれば
内視鏡などの比較的簡単な手術で
取り除くことができる病気です。
健康診断や人間ドックで
検査を受ける機会があれば
逃さず受診するようにしましょう。
下痢を伴う血便は何科に行けばいいの?どんな検査をするの?
![](https://www.tohokukk.jp/wp-content/uploads/2022/05/下痢-血便-一回だけ2-150x150.jpg)
先ほどお話したように下痢を伴う血便は
消化器内科や肛門外科で
診てもらうことが出来ます。
どんな病気でも
直接触ったり目で見る検査
血液や便をとって調べる検査
内視鏡などを使って内部を見る検査
などを
医師の判断で選んで行われます。
消化器内科や肛門外科で
行われるこれらの検査は
具体的にどのようなものなのか
見てみましょう。
[直接見る検査]
医師が直接見たり触ったりするのが
視診や触診です。
肛門鏡と言って
金属で作られたお尻専用の器具で
肛門を広げて診察します。
痔などはこれで観察できます。
直接見える位置でなくても
指で触ってポリープの有無などを
調べたりすることもあります。
医師が直接患者に触れて診る検査なので
最近ではほんの少しの隙間から
診察できるような検査着や
カーテン越しに患部だけを出してもらうなど
配慮されている病院がほとんどです。
男性の医師が女性の患者を見る場合は
看護師など女性スタッフが
付き添うことが決められている病院もあります。
検査以外の
「ズボンを下ろしてください」
「横になってください」
と言った指示は女性スタッフから伝えられる
というような対応をしている病院も多いですよ。
恥ずかしいという気持ちに
変わりはないかと思いますが
最大限の配慮をしてくれているので
安心して診察を受けましょう。
[採取して調べる検査]
便潜血検査や
腸内細菌検査と呼ばれるものです。
自分で便を採取して検査するもので
排泄した後
綿棒のようなものに付着させ
専用の容器に入れて提出します。
症状がない時でも
飲食店で働いている方や
文化祭の飲食ブースをやるときなど
”検便”としてやったことのある方も
多いのではないでしょうか。
目に見えないほど僅かな血が
混ざっていないか
どの細菌が含まれているのかなどを
調べることが出来ます。
普通に排便するだけで検査ができるので
体に負担がなく
トイレに入って自分で行うことができるので
恥ずかしくないですね。
[内部を見る検査]
内視鏡検査などの呼ばれるもので
肛門から直接
長い管の先についたカメラで観察します。
胃カメラなどと同じように
体の内部を直接見ることが
きちんとした診断を出すためには
大切なことです。
直接見る検査や採取して調べる検査を経て
必要だと判断されてから
内視鏡検査に移ることが多く
初診で病院についてすぐやるということは
ほとんどありません。
安心してくださいね。
一昔前では
痛く苦しいものでしたが
内視鏡は年々進化しています。
入っていることがわからないくらい
細い管で行えるものもあるのです。
力を抜いて横になっているだけで
終わっていた
という感想を持つ人もいます。
直接患部を
切除するような治療を行う場合も
このような内視鏡が使われます。
見たくない場所だからこそきちんと見て!
![](https://www.tohokukk.jp/wp-content/uploads/2022/05/下痢-血便-一回だけ3-150x150.jpg)
肛門という言葉は
口に出すのも恥ずかしいかもしれません。
でもただ排泄の場所だからといって
軽く見るのは禁物です。
女性の診察には
女性スタッフがついてくれることも多いです。
検査器具やプライバシーに関する配慮も
どんどん進化しています。
ぜひ怖がらすに
早めに受診しましょう。