おしることぜんざいの違いってなんなんでしょうか?その違いが明らかに!
お正月によく食べる「おしるこ」と「ぜんざい」!
この双方の違いって皆さんご存知ですか?
言われてみれば、あれ?何だろう?ってなる方もいるのではないでしょうか?
どちらも同じような食べ物ですがその違いを比べてみました!(^O^)
【おしることは?ぜんざいとの違い!】
おしることは、こしあんやつぶあんを水で煮た汁に、お餅や白玉を入れたものを言います。
よく言われる、粒のありなしはあまり関係がありません。
今のおしるこはあま〜い食べ物ですが、おしるこが生まれた江戸時代、
当時は塩を入れておつまみとしても食べられていました!
これには驚きがあるのではないでしょうか!?
【ぜんざいとは?おしることの違い!】
一方ぜんざいとは、小豆を砂糖と一緒に煮てお餅や白玉を入れたものをいいます。
汁気がなく粒があるものということですね!
ぜんざいはとにかく甘くするもののようですね!
こうして比べてみると、似たような食べ物でもけっこう違いがあるものなんです♪
調理法も全然違います!
ですが実は、
今まで述べたものは全て関東でのおしることぜんざいの違いなんです…!
同じくお正月に食べるお雑煮に関東と関西での違いがあるように、
おしるこにも関東と関西での違いがあります!
【関西でのおしることぜんざい】
おしるこに関しては関東と同じで、小豆を水で煮てお餅や白玉を入れるものがおしるこ。
ここは共通ですね!
違うのはぜんざいです。
関東では小豆と砂糖を煮てお餅や白玉を入れたものをぜんざいと言いますが、
関西でぜんざいと言えば、「汁があって小豆の粒もあるもの」がぜんざいと呼ばれています!
つまり関西では小豆がこしあんかつぶあんかで判断されます!
ですがこの方がややこしくなくて分かりやすいかもしれないですね!
そうなるのここで1つ疑問が生まれますね…
関東で言うぜんざい、汁のないつぶあんの方は関西圏では何と呼ばれているのか?
もちろんきちんと名前があります!
関東の方は馴染みがあまりないかと思いますが、
汁なしつぶあんのことを関西で「亀山」や、「金時」と呼びます!
実は私は関東在住なので知りませんでした(^^;
ちなみに亀山という名前の由来は、小豆の有名な産地の地名や、お餅屋さんの屋号が由来のようです!
ただ地域によって呼び方が違う理由は解明されていません。
伝言ゲームでもよくあるように、人から人へ伝えられていく時にどこかで変わってしまったのかもしれないですね!
出身地によって認識が変わってしまうので気を付けないとですね!
ちなみに九州、東北、北海道、沖縄での呼び名の違いです!
九州→関西と同じ呼び名
東北→関東と同じ呼び名
北海道→ほとんど区別なし
北海道の方はあまり気にしていないようですね(・o・)
そして本州から遠く離れた沖縄では、
呼び方がどう違うかというよりむしろもの自体が違います!
「沖縄ぜんざい」というものがあり、
どういう食べ物かというと甘く煮た小豆と押し麦が乗ったかき氷です!
暑い沖縄ならではの食べ物ですね♪
1度食べてみたいです(^^)
【まとめ】
ここまでいろいろとお話してきましたが簡単にまとめると、
関東
汁ありこしあん→おしるこ
汁ありつぶあん→おしるこ
汁なしつぶあん→ぜんざい
関西
汁ありこしあん→おしるこ
汁ありつぶあん→ぜんざい
汁なしつぶあん→亀山、金時
このように地域での違いがおしることぜんざいにはみられます。
他にも地域によって呼び方が変わる食べ物もまだまだあるかもしれないですね!
この県のこの地域ではこう呼ぶ!などピンポイントで違う呼び方をする地域もあるかも知れないですし、
調べてみるとおもしろいかもしれないですね♪
お付き合いいただきありがとうございました(^^)♪
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