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レモンのはちみつ漬けなのに苦いのはなぜ?おいしいレシピも紹介。

この記事は約6分で読めます。

レモンのはちみつ漬け、

はちみつレモンとも呼ばれますが

美容や疲労回復に良いとされていて

手作りしている人も多いですよね。


少量で甘みを感じられるはちみつと

一緒に摂取することで

レモン特有の酸っぱさも軽減されます。


レモンの成分が染み出したはちみつは

ホットドリンクにしても

美味しくいただくことができます。


ただ

ちょっとしたことで苦味が出てしまうのが

難点なんです。


果物であるレモンから

苦味が出るなんて不思議ですが

実はよくある失敗例です。


レモンが苦くなるのは

リモノイド”という成分が原因です。


このリモノイドをなるべく取り除いて

苦味を抑えたおいしいレモンの

はちみつ漬けを作るには

どうしたら良いのでしょうか?


この記事では

レモンが苦くなってしまう理由とその解決方法

苦くないレモンのはちみつ漬けのレシピ

をお教えします。

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レモンのはちみつ漬けが苦くなる理由!苦味にも見逃せない効果が⁉︎

苦味成分はリモノイドというものですが

このリモノイドが強く出てしまうのには

レモンの成長過程と調理方法に原因があります。


まずは、このリモノイドを

強く感じるレモンになってしまう原因を

いくつかみていきましょう。


[レモンが苦くなってしまう原因]

・完熟していない

完熟した果物は若い果物に比べて甘いというのは

他の果物でも経験があるのではないでしょうか。


レモンは酸っぱさが際立つ果物ではありますが

完熟すると甘みも感じられるようになります。


リモノイドに注目してみても

完熟前のレモンより完熟後のレモンの方が

リモノイドの量が減っているのです。


特に

レモンのはちみつ漬けという調理法は

完熟前のレモンを選んでしまいがちなのも

苦くなってしまう原因です。


レモンを皮ごと食べるレモンのはちみつ漬けでは

安全な国産のレモンを使いたいなと思いませんか?


店頭に並ぶレモンは一般的に

外国産の方が完熟していて

国産は完熟前の緑色であることが多いのです。


船便という行程を挟まず新鮮な証拠ではあるのですが

レモンのはちみつ漬けにするには

ちょっと早すぎるものしか

手に入らないこともあるのです。


レモンの食料自給率はたったの13%

その分国産のレモンは情熱を持って

丹精に育てられています。


農場によっては

頼めば黄色く完熟したレモンを選んで

配送してくれるところもあります。


苦味のないはちみつ漬けを作りたいときは

こうしたところから直接購入するのもいいですね。


・加熱しすぎている

レモンのはちみつ漬けは

瓶などに詰めて冷蔵庫に入れておけば

半年くらいは食べることができる

非常に保存期間が長い調理法です。


はちみつに含まれるグルコン酸が

長期間清潔を保ってくれます。


はちみつの殺菌作用を確実に有効化するには

最初が肝心

瓶や調理器具、レモン自体も

調理前に殺菌することが大切です。


そのため

基本的にレモンのはちみつ漬けのレシピでは

切る前にレモンを皮ごと茹でる工程が入ります。


この茹でる時間がちょっと長くなってしまうと

リモノイドが増えてしまうのです。


殺菌のためには

しっかり沸騰しているお湯に

30秒くぐらせれば問題ありません。


その後スライスする包丁やまな板さえ

しっかり殺菌しておけば

短い茹で時間でも安全に

調理することができますよ。


・種が残っている

リモノイドはレモンの白いわたの部分や

種に多く含まれています。


またそれに比べては少ないものの

皮も実よりはリモノイドの量が多いのです。


苦くないレモンのはちみつ漬けを作るためには

こうした部分を取り除いてしまうのが効果的です。


でもある程度の食感も大切です。


皮の部分は歯応えも良く

漬け込むことによって蜂蜜が染み込み

なかなか捨て難いですし

皮を残すならわたの部分も必然的に残りますよね。


種は固く

結局は食べずに出してしまうことも多いので

爪楊枝などで突いて

はちみつに漬ける前に

取り除いてしまう方が良いでしょう。


また

両端のへたの部分も苦味が強いと言われています。


真ん中の大きな輪切りを

レモンのはちみつ漬けに使って

両端は絞ってレモン汁に使うなど

使い分けるといいですね。


[苦いレモンにしかない効果も]

苦味の原因となり敬遠されてしまうリモノイドですが

実は

リモノイドにも体に良い効能があります。


甘くて美味しいレモンのはちみつ漬けも良いですが

時には料理のアクセントとして

すりおろしたレモンの皮を添えてみたり

レモン汁として唐揚げにかけてみたりと

そのままの味を生かした料理に

してみるのもいいですね。


・がんの予防

腫瘍形成抑制効果があるとされ

がんの増殖を抑えることが期待されます。


・ダイエット

抗酸化作用があり

カロリーを消費する代謝を上げることが

期待されています。


また疲れにくくなることで

運動をより効果的にしてくれます。


・育毛

髪を抜けさせる命令を送る物質の動きを

抑制する効果があるとされ

長期間髪を頭皮に留まらせる効果が

あるとされています。

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苦くない!レモンのはちみつ漬けおすすめレシピ。

苦くないレモンの蜂蜜漬けを作るためには

完熟したレモンを使う

加熱しすぎない

種やへたのちかくを使わない

といった工夫が必要です。


ではそんな工夫で

簡単に美味しくできるレモンの

蜂蜜漬けのレシピを見ていきましょう。


「苦くない はちみつレモン」

クックパッド レシピID:5425977 クック9FQOSP☆さんのレシピ

出典: https://cookpad.com/recipe/5425977

皮やわたの部分も取り除き

とにかく苦味を抑えた甘い

レモンのはちみつ漬けを食べたい方に

おすすめのレシピです。


「アレンジ自在♡はちみつレモンと
苦くならないコツ レシピ・作り方」

楽天レシピ レシピID:1340024863 どめさん さんのレシピ

出典: https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1340024863/

レモン蜂蜜を交互に重ね

お互いの味がしっかり染み込んだ定番レシピです。


「はちみつレモンの作り方」

和歌山県 よけそ農園さんのレシピ

出典: https://www.yokeso.com/honey-lemon_recipe.html

貴重な国産レモンを栽培している

和歌山県の農園さん直伝のレシピです。

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食生活に取り入れやすいレシピで手軽に。

美容や疲労回復効果の高いレモン

レモンは名前こそよく知られた果物ですが

正直なくても普段の料理には困らない食材です。


でも

あえて食べようと思わないと取ることができない

貴重な成分がたっぷり詰まっていることが

分かったと思います。


ぜひ

美味しいレモンのはちみつ漬けを作って

レモンの効果を生活に取り入れてくださいね。

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