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夜驚症とてんかんは似ている!その違いと検査方法とは?

この記事は約6分で読めます。

子供が夜中に突然起き上がり、

普通に話し始めたかと思えば

突然パタリと寝てしまう

微笑ましいエピソードですが、

脂汗をかくほど怯えていたり

暴れ回っているのは

危険だし心配ですよね。



一般的に夜驚症

寝付いてから3時間後、

眠りが浅くなるタイミングで

一晩に1回だけということが多いです。


とはいえ決めつけるのは禁物。


一晩に何度も起こるなら

”てんかん”の可能性もあります。


この記事では

夜驚症とてんかんの違い

病院にかかる前にチェックしたいこと

てんかんが疑われる時に行う検査

についてみていきます。

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夜驚症とてんかんの違いはタイミングと回数。1回だけなら夜驚症かも。

[夜驚症とは]

夜驚症は、いわゆる夜泣きや

寝ぼけているという状態です。


てんかんとの違いは

”それによって生活に支障があるかないか”

ということです。

病名としては

睡眠時驚愕症と呼ばれます。


深い睡眠から

脳が十分に覚醒しないまま

体だけが動いている状態なのです。


寝るというのは

ごくごく当たり前の生理的欲求ですが

それを穏やかに

コントロールできるようになるのは

小学生の頃からと言われます。


睡眠中に寝言を言ったり寝相が悪かったり

立ち歩くことがあるのは

自然なことなのです。


大人だって
寝言をいうことありますもんね。


[睡眠のリズム]

睡眠には

レム睡眠とノンレム睡眠があります。


レム睡眠が浅い眠り

ノンレム睡眠が深い眠りです。


夢はレム睡眠中にみます。


新生児から1歳くらいまでは

夜中でも授乳が必要なこともあり

レム睡眠とノンレム睡眠は

はっきりとは分かれていません。


一晩ぐっすり眠るようになってくると

傍目からも

レム睡眠とノンレム睡眠の区別が

つきやすくなります。


我が家の子供たちも

観察するとレム睡眠とノンレム睡眠の

区別がつきます。


頻繁に寝返りをし寝言をいう時間帯と

ピクリとも動かない時間帯が

大体3時間おきにやってくるんです。


[穏やかにレム睡眠に
移行できないときに
夜驚症は起こる]

夜驚症は

深いノンレム睡眠から浅い眠りへの移行が

うまくいかないときに起こります。


脳の働きの方にはスイッチが入らないまま

体を動かす方のスイッチだけが

押されたような状態になります。


夢として穏やかに出てくるはずだった

日中の出来事や感情が

直接的に体の動きとして

出てしまっているのです。



[てんかんとは]

一方

てんかんは脳疾患です。


脳の細胞が過剰な興奮状態になることで

暴れたり大声をだしたり

逆に気を失って倒れてしまったり

といった症状が出るのです。


脳はまだまだ全てが

解明されていない臓器です。


そしてわかっている部位も

細かくその役割が分かれ

ほんの数ミリ移動するだけで

全く違う役割を持っています。


そのため

てんかんの発作は発生箇所によって

症状の出方がまったく違います。


全身に力が入り全く動かず

声も出せなくなる発作もあれば

コントロールできないくらい

激しく手足を振り回して

大声を出す発作もあるのです。


てんかんの診断が難しいと

言われる原因はここにあります。


[てんかんは何度も起きる]

先程お話ししたように

夜驚症は

レム睡眠とノンレム睡眠の乱れによって

引き起こされます。


睡眠リズムができてきた子供なら

眠りが浅くなる寝付いてから

3時間後くらいに1回だけ

ということが多いのです。


一方

てんかんは脳の疾患です。


発作は日中しっかりと起きて

覚醒している最中でも

夜中ぐっすり眠っている時でも

いつでも起こりうるのです。


とはいえ

自律神経のバランスに影響されるので

入眠後すぐや朝起きる直前に

起こることが比較的多いです。


同じような発作が

寝ている間何度も起きたり

日中も発生するようなら

てんかんの可能性もありますね。

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夜驚症とてんかんはお医者さんでも見分けづらい?!検査方法と受信前に準備しておきたいこと。

てんかんという疾患は

名前だけは聞いたことあるけど

具体的にはどんな病気なのかわからない

という方も多いかと思います。


実際

てんかんという症状を

一生で1回でも経験するのは

全人口の10%程度の方だけです。


2回以上となるとたったの4%

正式にてんかんと病名がつくのは

1%くらいですので

聞いたことがない、

会ったことがないということがあっても

おかしくはないと思います。


お医者さんであっても

1度の発作ですぐにてんかんと

診断することはできません。


発作の状態の聞きとり

脳波の測定など

さまざまな情報を総合的に分析して

診断します。


夜驚症かもしれないけど

てんかんじゃないかと心配なあなた、

そんな時は一度

かかりつけの小児科に相談してみましょう。


ここでは

お医者さんにかかるまでに

チェックしておきたい事と

てんかんを疑われる場合に行う

検査について見ていきます。


[直接見てもらうことが
大切]

体の動きや状態を

言葉だけで説明するのは難しいです。


しかも

病気かもしれないと心配している状態は

冷静に詳細を説明できないことも

あるかと思います。


てんかんはもちろん

発作的に起きる症状の説明には

動画を撮って直接

お医者さんに見てもらうのが一番です。


体のどの部位にけいれんがあるのか

呼吸に乱れはないか

何分くらい続くのかなど

正確に伝えることができます。


お子さんが泣き叫んでいたり

苦しんでいる中でカメラを回すのは

心苦しいかと思いますが

心配な症状は動画に撮っておきましょう。


また

寝付いた時間や一晩に何回あるのか

どんなことをした日に起きやすいのかなど

できる限りメモしていきましょう。


[脳波の検査は
様々なパターンで何度も]

問診の結果てんかんが疑われる場合は

夜驚症やその他の

睡眠障害の可能性を消す為に

脳波の検査を行います。


てんかんには特徴的な脳波のパターンがあり

これが出てくるかどうかを見るのです。


ただこの脳波は

いつも出ているわけではありません。


特に夜驚症は夜寝ているときに起きますから

寝ながらでないと

その脳波がてんかんなのか夜驚症なのかを

判断することはできません。


そのため

入院して長時間脳波計をつけたまま生活する

という検査になる可能性もあります。


またそのほかにも

脳内をMRIやCTといった検査で画像化し

腫瘍や怪我、血管の異常など

てんかんの原因となりうる疾患が

ないかどうかも調べます。


こうした検査は

専門の病院でないと出来ません。


いきなり診察を受けることは出来ないので

まずはかかりつけの小児科で

診察を受けましょう。


お医者さんが必要だと判断すれば

紹介状を書いて貰えます。

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繊細な脳のことは早めに病院に相談を。

夜驚症であれてんかんであれ

夜十分に体を休められない状態は

子供も親も日中の活動に

支障が出てしまいます。


心配な症状は

早めに小児科で相談してくださいね。

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