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厄年だから仕事がうまくいかない?論理的な根拠をお教えします!

この記事は約6分で読めます。

「今年厄年だから
仕事でミス連発なんだよ」

「厄年だからか
急に転勤辞令出た!」

など

厄年が理由で仕事が

うまくいかないというお話は

よく耳にします。

あくまで風習や

言い伝えということは分かっていても

実際にそんな声が多くあるのは

なぜなのでしょうか。

実はこの
昔からの言い伝えである厄年は

現代人の人生サイクルにも

不思議とリンクする

非常に興味深い設定なんです。


厄年に何か嫌なことが起こるのは

必然的とも言っていいです。

冷静に分析してみましょう。

この記事では

厄年の定義や由来

現代人の生活ともリンクする理由について

みていきます。

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厄年が信じられているのは日本だけ⁈八百万の神の国ならではの風習。

厄年が何歳で来るのかって

覚えていますか?

そもそも厄年とは

自身に災害や災難が降りかかりやすい年齢

と言われています。

男性は

25歳、42歳、61歳

女性は

19歳、33歳、37歳、61歳

それぞれ

その年を
本厄、前年を前厄、翌年を後厄と呼び

3年間は注意すべきとされています。

ですが

満年齢で数えるのか数え年で数えるのかは

お寺や神社、宗派によって変わります。

とても曖昧だなと感じますよね。

それに日本以外の国では

あまり聞くことのない考え方ですし

毎年100万人近くの子供が生まれる日本で

その同級生全員に同時に

不幸が起こるかと言われると

決してそんなことはないですよね?


少し考えれば

言い伝えだ、迷信だと思えるようなことが

現代においても信じられているのは

一体なぜなのでしょうか。


ここでは

厄年の起こりと根拠について

みていきましょう。


[厄年の由来]

厄年の由来は

はっきりとは解明されていませんし

地域や宗派によって

いくつもの説があります。

おそらく

それぞれの地域や宗教で信じられてきた

忌み嫌う言葉や数字が

伝承されていくうちに

混ざってしまったのでしょう。


実際に

きちんと本物であると

鑑定された資料を比較しても

平安時代の厄年と江戸時代の厄年とでは

厄年の年齢やお祓いの仕方が

異なります。

このように

今となっては由来も

はっきりわからなくなって

しまった厄年ですが

由来とされるものには現代でも

納得できるような有力な説が

いくつかあるんです。



1.陰陽道によって導き出された

明治維新によって迷信と位置付けられ

仏教や神道のような位置づけからは

外れてしまいましたが

天文学や化学、地学などの要素も含み

現代でも通じるところのある陰陽道。


これによって

災いを招きやすいとされた年齢が

厄年になったという説があります。

2.経験に基づいて定められた

60歳を過ぎても

アクティブに生活することが

できるようになったのは

ほんの最近のことです。


昔の女性の19歳ともいえば

すでに出産するような歳で

その出産によって命を落とすことも

少なくありませんでした。


男性でも42歳といえば

孫がいてもおかしくない歳で

自身の老いも強く実感するような

年齢でした。


このように

現代とは違った意味で

心身に大きな変化が起こりやすい年齢が

厄年として定められたという説です。


3.神道において昇進する年齢

神職につくものの役職が

上がる年齢が由来という説もあります。

その年齢に達したものは

寺社仏閣で重要な役割に就くことが

できるとされた年齢を

”役年”と呼んでいました。


重要な役割に就く前に

お祓いを受ける習わしが

厄年に祈祷やお祓いを受ける

由来であるという説です。


4.縁起担ぎ

4は”死”、9は”苦”など

現代でも忌み嫌う数字という

ものはあります。


19歳は”重苦”、

42歳は”死に”、

33歳は”散々”など

語呂合わせや言葉遊びで

決められた忌み数が

厄年の由来であるとも言われています。

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厄年は女性の出産とも関係が?昔と違うけど根拠あり⁈

現代でも

厄年には厄除けや厄参りの

習慣があります。

いつもは行かないのに

その年だけ初詣に行ってしまったり

親からお守りやお札が送られてきたりなど

なんとなく意識してしまいがちです。


仕事でも

何かが起こると厄年のせいになりがちですが

冷静に考えれば

厄年のせいではないことは

本当は分かっていますよね?


でも

厄年に
”何かが起こる”可能性は

否定できないんです。


迷信ではなく論理的に説明ができます。


ここでは

現代人が厄年の年齢で

受けやすい影響について見ていきます。


[厄年が原因かもと思ってしまう理由]

現代においても

厄年が廃れずに信じられてしまうのには

実際心身に変化が

起きやすい年齢と重なっている

という理由があります。


昔と比べて

平均寿命は上がっていますが

昔とはまた違う体の変化がありますし

社会的にも家庭的にも

ストレスになる出来事が起こりやすい

年齢とも重なっているんです。


また

厄除け祈願で定期的に参拝してもらうことが

神社仏閣の貴重な収入源になっており

宣伝などが

目に入りやすいということもあります。



[男女年齢別厄年に
起こりやすい心身の変化]

・男性25歳

大卒なら

社会人3年目で初めて重要な

案件を任されるなど

大きなストレスを感じやすい年齢です。


・男性42歳

仕事では

大きなプロジェクトの中心に

立つことも出てきます。


子供の教育費など

家庭内でも精神的金銭的な

心労が多い年齢です。


・女性19歳

成人する年齢であり

身体的にも突然

子供から”女性”という目で

見られやすくなります。


・女性33歳37歳

妊娠、出産が最も多い年齢です。

人類において最も大きな体の変化であり

長期間にわたって今までとは

比べ物にならない心労が掛かります。


・男性女性61歳

仕事をリタイヤして

燃え尽き症候群になる人が出てきたり

逆に金銭的にまだまだ

働いていかなければならないという

ストレスがかかることもあります。


女性は

閉経後アクティブになる方が多い一方

夫の退職により

日中も気が抜けないという

ストレスに苛まれる場合もあります。


[男女関係なく注意は必要]

現代では

男性でも家事育児で大きな役割をもったり

女性でも仕事に邁進したりと

昭和の時代に固定された価値観とは違う

人生を生きる人も多くなりました。


女性が男性の厄年に

心身の負担を感じることもありますし

その逆もあります。


男女問わず

厄年とされている年齢はストレスが生じやすい

ということは覚えておいた方が

良いかもしれませんね。

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ポジティブになれるなら信じてみてもいいかも。

お祓いも、お守りも

仏教であっても、神道であっても、

キリスト教であっても

”祈る”という行為は一種の自己暗示のような

自分の心持ちを変える行為だと思います。


厄年で心がざわつく

心配という気持ちがあるなら

お参りに行くのも選択肢の一つです。


それで心が洗われるのなら

それがあなたにとって

”仕事がうまくいかない”に対しての

正しい解決方法かもしれませんね。

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